厚生労働科学研究費補助金 がん対策推進総合研究事業
- 研究課題名
- がん遺伝子パネル検査の診療実態および受検患者の体験に関する調査研究
- 研究の対象
- 本邦において保険診療下で(もしくは先進医療Bとして)がん遺伝子パネル検査が行われたがん患者さん(およびそのご家族)およびそのご施 設
- 研究の目的
- がん遺伝子パネル検査(OncoGuideTM NCCオンコパネル、FoundationOne ® CDxがんゲノムプロファイルなど)が2019年6月より保険適用となりました。本研究では、全国の主ながんゲノム医療中核拠点病院、拠点病院、連携病院で、がん遺伝子パネル検査を受けた患者さん(もしくはご家族の方)と各ご施設を対象にアンケート調査を実施し、がんゲノム医療の実態を明らかにすることを通して、がんゲノム医療の推進にむけた課題と必要な取組について提言することを目的としています。がん遺伝子パネル検査の結果と付随する臨床情報は、患者さんの同意に基づき、個人が特定できない状態で「国立がん研究センターゲノム情報管理センター(C-CAT)」に集められ保管されています。本研究では、C-CATデータベースで得られたデータも参照し、解析を行います。
- 研究代表者
- 瀬戸泰之
東京大学医学部附属病院 病院長
東京大学医学部附属病院 胃食道外科 科長
- 研究期間
- 研究期間:倫理審査委員会承認後~2023 年 9 月 30 日
アンケート実施期間:2021 年 1 月~2023 年 3 月 31 日
- 調査研究参加施設
- 【がんゲノム医療中核拠点病院】(12施設)
東京大学医学部附属病院、北海道大学病院、東北大学病院、慶應義塾大学病院、国立がん研究センター中央病院、国立がん研究センター東病院、静岡県立静岡がんセンター、名古屋大学医学部附属病院、大阪大学医学部附属病院、京都大学医学部附属病院、岡山大学病院、九州大学病院
【がんゲノム医療拠点病院】(20施設)
北海道がんセンター、弘前大学医学部附属病院、山形大学、医学部附属病院、筑波大学附属病院、埼玉県立がんセンター、がん研究会有明病院、東京都立駒込病院、東海大学医学部付属病院、聖マリアンナ医科大学病院、新潟大学医歯学総合病院、信州大学医学部附属病院、愛知県がんセンター、三重大学医学部附属病院、大阪国際がんセンター、近畿大学病院、兵庫医科大学病院、香川大学医学部附属病院、四国がんセンター、九州がんセンター、長崎大学病院
【がんゲノム医療連携病院】(39施設)
旭川医科大学病院、函館五稜郭病院 、恵佑会札幌病院、宮城県立がんセンター、秋田大学医学部附属病院、福島県立医科大学附属病院、順天堂大学医学部附属浦安病院、茨城県立中央病院、群馬県立がんセンター、順天堂大学医学部附属順天堂医院、日本医科大学付属病院、東京慈恵会医科大学附属病院、聖路加国際病院、埼玉県立小児医療センター、自治医科大学附属病院、獨協医科大学病院、虎の門病院、NTT東日本関東病院、日本大学医学部附属板橋病院、帝京大学医学部附属病院、日本赤十字社医療センター、横浜市立大学附属病院、横浜市立大学附属市民総合医療センター、山梨県立中央病院、浜松医科大学医学部附属病院、静岡県立総合病院、藤田医科大学病院、福井大学医学部附属病院、滋賀医科大学医学部附属病院、和歌山県立医科大学附属病院、大阪公立大学医学部附属病院、奈良県立医科大学附属病院、鳥取大学医学部附属病院、島根大学医学部附属病院、高知大学医学部附属病院、佐賀大学医学部附属病院、大分大学医学部附属病院、熊本大学病院、宮崎大学医学部附属病院
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